Wonderful producers

SAKE 日本酒

Niida Honke Koriyama City, Fukushima Prefecture
仁井田本家 (福島県郡山市)  <銘柄は「しぜんしゅ」「穏」「田村」など>

With the mission of “becoming a sake brewery that protects rice fields in Japan,” they achieved 100% junmai brewing & 100% Shizen-mai rice(non-fertilization / pesticide-free rice) usage rate in 2010, and 100% natural Shubo in 2013.
They are engaged in a wide range of activities regardless of brewing, such as holding “rice paddies” to protect rice fields in Japan and developing amazake and original sweets products that fully utilize the power of natural rice and fermentation.
In order to protect the water prepared from the company’s premises, they are also working on the management of their 100ha mountain. Actually, the counters and tables of “Medashi” are pine trees felled from the Niida Honke’s mountain. Niita Honke has been making various efforts for the whole region over 100 years future. They are currently working on how to make a wooden barrel with its own cedar and brew sake with that wooden barrel. We will keep an eye on it in the future.

「日本の田んぼを守る酒蔵になる」を使命に100%純米造り&自然米使用率100%を平成22年度に達成し、平成25年度には自然派酒母100%を達成した、「自然酒」のさきがけ。自社田では有機肥料も使わず、稲わらのみを田んぼに返す「無肥料自然栽培」を行っています。
日本の田んぼを守るための「田んぼのがっこう」の開催、自然米や発酵のちからを存分に活かした甘酒やオリジナルスイーツの商品開発など、酒造にとらわれず幅広く活動しています。
自社敷地から採水する仕込み水を守るために、100haの自社山の管理にも取り組まれています。実は「めでたし」のカウンターやテーブルは、仁井田本家さんの山から伐採された松です。100年以上先の、地域全体のために様々な取り組みをされている仁井田本家さんが現在取り組まれているのは、なんと自社の杉で木桶をつくり、その木桶で日本酒を醸造すること。今後もますます目が離せません。


Asamai Shuzo Yokote City, Akita Prefecture
浅舞酒造 (秋田県横手市)<銘柄は「美稲」「天の戸」「夏田冬蔵」など>

Asamai sake brewery is located in the middle of the Yokote Basin, in the south of Akita Prefecture. Water from the Minase and Naruse rivers, which originated in the Ou Mountains, pour in and springs are created here and there. The brewing water “Biwanuma Kansen” is one such spring. With the motto, “Sake is born from rice fields,” they have been cultivating rice in the rice fields within 5 kilometers of the brewery since 2011, and only Junmai is prepared. They use only rice from the farmers of the JA Akita Furusato-Hiraka-cho Sake Rice Study Group, which makes the blessings of light, wind and water into the crystal of sake rice.
The style of working in the rice fields in the summer in the rice field and working in the brewery in the winter in the brewery is expressed by the term “Natsuta Fuyuzo”, and the person who embodied it himself was Koichi Moriya. Many people have been influenced by the attitude that rice is regarded as “rice seed” and that sake is cherished with great care. They have been learning the know-how of black koji and white koji from the interaction with Omure Toji of Taikai brewery, a Shochu brewery in Kagoshima, and brewing sake that makes full use of their individuality. Asamai sake brewery is a sake brewery with an inquisitive spirit of inquiry.

蔵があるのは秋田県南部、横手盆地の真ん中。奥羽山脈に端を発する皆瀬・成瀬の川の水が注ぎ込み、あちこちに湧水群が生まれます。蔵の仕込み水「琵琶沼寒泉」もそのような湧水のひとつです。「酒は田んぼから生れる」をモットーに、2011年より蔵から五キロ内の田んぼで丹精込めて栽培された米で、純米酒だけを仕込んでいます。光と風と水の恵みを酒米という丹精の結晶にしてくれる「JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会」の農家さんたちの米だけで千石を醸しています。
夏は田んぼで汗をかき、冬は蔵で酒造りに勤しむスタイルを「夏田冬蔵」という言葉で表現し、自らで体現してきたのは故・森谷康市杜氏。米を「稲の種」と捉え、大事に大切に酒を醸す姿勢は多くの人々に影響を与えました。2001年より吟醸麹の研修に来蔵するようになった鹿児島の焼酎蔵・大海酒造の大牟禮杜氏と交流する中、黒麹と白麹のノウハウを学び、それらの個性を生かした日本酒をつくるなど飽くなき探究心を秘めた蔵です。


Miwa Shuzo Jinseki Kogen Town, Jinseki Kogen District, Hiroshima Prefecture
三輪酒造 (広島県神石郡神石高原町)<銘柄は「神雷」>

1716年創業。酒銘の神雷の由来はその昔雷が酒造蔵に落ちたが、大過なかったこと、また神石にあやかった事から。ちなみに稲妻は稲の妻と書くとおり、豊かな恵みをもたらす象徴であることから、大変縁起の良い名前です。酒蔵は中国山脈の山あい、標高500mに位置し、冬場は氷点下を記録します。さらに夏場も涼しいため、お酒の仕込、貯蔵共に大変適した環境が整っています。また、裏山の井戸から軟水、蔵の地下からは中硬水が得られ、用途によって使い分けが出来るのも特徴となっています。

恵まれた環境を活かし米味豊かで清涼感のある酒質を目指し酒造りを行っています。広島伝統の軟水醸造法により、豊かな米の旨味を引き出しつつ、寒冷な気候が醪の穏やかな発酵を促し、上品で綺麗な酒質を生み出しています。H27.5月より地元農家との協力で酒米造りにも挑戦しており、神石高原町のテロワールを表現する酒造りなど、今後の活動にも注目です。


Kinmon Akita Shuzo Daisen City, Akita Prefecture
金紋秋田酒造 (秋田県大仙市)<銘柄は「熟成酒 山吹/YAMABUKI」「X3」「悠久の梅雫>

Daisen City, located in the inland area of Akita Prefecture, is the prefecture’s largest grain producing region, supported by the rich waters of the Omonogawa River flowing from Mt. Chokai. Akita Fuji Sake Brewery was established there in 1936, and in 1973 it became Kinmon Akita Sake Brewery Co., Ltd., with capital from seven wholesalers in Akita prefecture.
In order to survive in Akita, one of Japan’s leading sake producing regions, they must have a strong character, and they found one possibility in the aging of sake.

We want to bring out theumami” of rice, which is the essence of sake, to the maximum.
We would also like to expand its possibilities as a drink to accompany a meal by pairing it with the flavor of the meal. ”
Yamabuki, a representative brand of aged sake born from this idea, won the trophy, the highest award at International Wine Challenge.

In 2022, they have released “YAMABUKI Barrel Aged”, which is a cask finish of aged sake.

Kinmon Akita Sake Brewery is aiming for the world of Vintage Sake by going beyond the common sense of Japanese sake by mastering umami, the essence of Japanese sake.

秋田県内陸部、大仙市は鳥海山から流れ出る雄物川の豊かな水に支えられた県内一の穀倉地帯。その地に、1936年、秋田富士酒造店が設立され、その後、県内の問屋7社の資本を入れて1973年「金紋秋田酒造株式会社」となりました。
日本有数の酒どころである秋田で生き残るには強い個性を持たなければならない〜その一つの可能性を「日本酒の熟成」に見出されました。

「日本酒の本質である米の「旨み」を極限まで引き出したい。
そして食事の旨みとのかけあわせで食中酒としての可能性を広げたい。」
そんな思いで生まれた熟成酒の代表銘柄「山吹」は、世界的コンテストIWCで最高賞に輝きました。

2022年には、熟成酒をカスクフィニッシュさせた「YAMABUKI樽熟成」をリリース。
旨みという日本酒の本質を極めることで、日本酒の常識を超えていく。
それが金紋秋田酒造のめざすVintage Sakeの世界です。


MISO and SOY SAUCE 醤油と味噌

Hishiogura Suzuki Tenei Town, Fukushima Prefecture
醤蔵すずき (福島県天栄村)

創業から130年あまり、手造りで醤油と味噌を醸造してきた、家族経営の醤蔵。大豆、小麦、塩のシンプルな原材料のみで、麹づくりから熟成まで、手間隙そして時間を存分にかけて作っています。8つの木桶にはそれぞれ個性があると言います。鈴木さんは、生産工程での工夫を重ね、それぞれの桶の特徴が醤油の熟成にどのように反映されるのかを熟慮し、素材の最高の味を引き出すことに醍醐味を感じています。木桶の長期熟成がもたらす味わいは複雑で、香りは驚くほど華やか。ご縁をいただき、生産量が少なく、貴重なものをお分けいただくことが叶いました。


Kazita Shoten Ozu City, Ehime Prefecture
梶田商店 巽醤油 (愛媛県大洲市)

愛媛県大洲市中村の地で、原料の仕入れから製造まで醤油づくりにおける全ての工程を全量自社で行っている梶田商店。100年以上引き継がれてきた杉桶で1年半の長い時間をかけ、酵母添加も酵素添加も行わず100%天然醸造を行っています。国内外の名だたるお店でも採用されるほど人気があるお醤油です。
「めでたし」では、原材料の大豆・小麦は全て契約農家さんによる、 農薬・化学肥料不使用のもののみを使用した天然醸造丸大豆醤油「巽晃(たつみ ひかり)」と、地元大洲産の古代米ダイシモチを使用しグルテンを摂取できない方にも 安心してお使いいただける小麦不使用の天然醸造丸大豆醤油「巽紫(たつみ むらさき)」をご紹介いたします。


米・野菜

momoG Farm Minamiminowa Village, Nagano Prefecture
momoGファーム (長野県南箕輪村)

長野県の南箕輪村、中央アルプス山麓にある標高850m~900mの冷涼な高地にある農園。代表の中山智文さんはもともとアウトドア好きで、好きな自然を壊さずに自然と関わる仕事をしようと始められました。「地球に優しく!人に美味しく!」をモットーに、なるべく自然環境や生態系に負荷をかけないよう農薬も肥料も使いません。中央アルプスから湧き出る沢の一番水を引いた地域の田んぼや畑で、外部からは何も入れず、そこに自然に存在する生態系、太陽、雨の力を借りて全ての作物を栽培しています。そうして育ったお米や野菜は、肥料で味付けしていない、この土地の純粋な味わいがします。


SHO FARM Yokosuka City, Kanagawa Prefecture(神奈川県横須賀市)

自然豊かな環境で、約100種類の野菜と果物を生産している無農薬・無化学肥料の農園。農業の永続性を考え、「千年続く農業」を哲学にこだわりの野菜作りをしています。
有機質肥料を使用し、無農薬で、自家採種し、ゼロウェイストで鮮度を大切にした野菜を、神奈川から東京に届けてもらいます。


ジビエ(ダチョウ、鹿等):Noblesse Oblige(茨城県筑西市)

『社会にとっても「美味しい」食材を』をスローガンに掲げ、食糧事情を解決できる可能性をもったオルタナフードの販売・普及を行う希少肉食材の産直販売・卸。なかでも健康的な生育環境で育ち適正に処理されたダチョウ肉は、低脂肪で栄養豊富、上品な赤身肉で、ぜひ一度味わっていただきたいものです。


SAKE GLASS:木本硝子 (東京都台東区)

幅広い個性をもつ日本酒に合わせるべく、形状や大きさの異なる100以上の日本酒ペアリンググラスをオリジナルで開発。高品質な原材料を使い、江戸の職人だけでつくられた「Made in Tokyo」を体現しています。


食器:SOFIA SOLAMENTE (陶磁器アーティスト)

メキシコのグアダラハラで、芸術的な家族の中に生まれ、子供の頃から芸術に親しんだソフィア。メキシコはもちろん、SFやNYCで陶磁器の指導者としても活躍している彼女、2023年まで東京に居を構えて活動していました。日本酒も大好きな彼女に、「めでたし」の料理に合わせて物語性のある器を作ってもらいました。


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