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2020年7月17日、東京・池尻大橋に「sake restaurant & shop めでたし」をオープンしました。悠久の歴史をもちながら常に進化し続ける日本酒と、日本酒と共にあることでより豊かな表情を見せる料理を楽しめるレストランと、小さなショップを併設します。

店名の「めでたし」は古典日本語で、「愛づ(めづ)」の連用形と「甚し(いたし)」 が組み合わさったものです。枕草子や平家物語などにも登場し、
「素晴らしい」「見事だ」「りっぱだ」「喜ばしい」「祝うべきだ」
などの意味を持ちます。

「めでたし」では、生産者が丁寧に育てたり獲ったりした食材を、シェフが愛でながら仕立てます。
そして、酒蔵が心を配って醸したお酒と一緒に、作家の手で造られた器に載せて、お出しします。

今、私たちは本当にたくさんの物に囲まれて暮らしています。あまりにも効率的に手に入るようになり、それを当たり前に思いがちですが、一つひとつに目をかけ耳を傾けると、みんな貴重で、特別なものだと知ることができます。「愛でる」ということは、それぞれの持つ個性に気がつき、その素晴らしさをしみじみと褒めたたえることだと感じています。

「めでたし」に揃うのは、誰かの思いと行動によって生まれたものばかり。
それを召し上がるお客様にとって、ご自身を愛でるひとときになれば幸いです。

レストランでお出しするお酒や調味料等のうち一部は併設するショップで販売します。気に入ったものがあればご自宅でも楽しんでいただいたり、贈り物にしていただけます。

sake restaurant & shop めでたし
住所:153-0044 東京都目黒区大橋2-16-26 CRIMSON ONE 5F(赤いビルです)
営業日時: 木曜日〜火曜日 (水曜日はお休みをいただきます)
shop 13:00~17:00
restaurant 18:00~23:00

東京都による営業時間短縮要請を受け、2020年8月3日(月)から2020年8月31日(月)までは、以下のとおり、営業時間を変更いたします。
shop 13:00~16:00
restaurant 17:00~22:00
営業時間の変更に伴い、レストランのご予約時間は20時までとさせていただきます。何卒ご理解いただけますよう、お願いいたします。

レストランにつきましては、オープンよりしばらくの間は、ペアリングコースのみの完全予約制とさせていただきます。
ペアリングコースは、6皿の料理と6種のお飲み物で 8,500円(税抜)となります。
お飲み物は、基本的に日本酒をご用意しますが、お酒が苦手な方にはノンアルコールでのペアリングもございます。
また、コース内容では物足りないという方には、追加のお料理やお飲み物もございます。
ご予約は以下フォームより受け付けます。


水曜日を除く、木〜火曜日をご選択いただけますようお願い申し上げます。


上記以外のお時間を希望の場合には、以下のご要望欄にご記入ください。

*ご予約内容を確認の上、ご記入いただいたメールアドレスに「めでたし(reserve@saketokyo.com)」より返信いたします。当メールをもって予約成立となります。reserve@saketokyo.com からのメールをご確認いただけるよう、メール設定をお願いいたします。
*ご予約のキャンセル、人数の変更などございましたら2日前までにご連絡いただきますよう、宜しくお願い致します。当日のキャンセルはコース料金の100%をご予約のご人数さま分、キャンセル料としてご請求させて頂きます。

chef 五嶋 千裕

1987年生まれ、愛知県出身。
実家は、複数の鮮魚店を経営。実家の事業にも携わり、魚の目利き、捌き方、調理法などを実践的に習得しました。小さな頃 から料理を人につくってあげるのが好きだったといいます。
2011年、兄・慎也と共に、墨田区押上で飲食店「ごでん屋」を オープン、本格的に料理の道へ。おでん、フランス料理などを独学で料理を体得していきました。2013年、墨田区京島に移転した「ごでんや」は、当時まだ珍しかった日本酒と料理のマリアー ジュで話題となり、テレビ・雑誌等でも取り上げられました。さらに「日本酒を世界の食中酒とする」という目標を推めるべく、 2015年香港へ移転し「GODENYA Hong Kong」をオープン。
日本・フランス・広東料理などの要素をとりいれたコース料理、 その1皿ごとに1種類の日本酒を温度・温め方・器を変えてペアリングしていくスタイルは香港でも話題を集め、開店3ヶ月で 香港有名メディアでベスト15となり、数ヶ月にわたって予約が取れない人気店になりました。 自身は2016年末に帰国し赤坂のビールバー「sansa」のシェフとして、クラフトビールのペアリングコースなどを手がけました。

生産者

日本酒:仁井田本家 (福島県郡山市)  <銘柄は「しぜんしゅ」「穏」「田村」など>

仁井田本家

「日本の田んぼを守る酒蔵になる」を使命に100%純米造り&自然米使用率100%を平成22年度に達成し、平成25年度には自然派酒母100%を達成した、「自然酒」のさきがけ。自社田では有機肥料も使わず、稲わらのみを田んぼに返す「無肥料自然栽培」を行っています。
日本の田んぼを守るための「田んぼのがっこう」の開催、自然米や発酵のちからを存分に活かした甘酒やオリジナルスイーツの商品開発など、酒造にとらわれず幅広く活動しています。
自社敷地から採水する仕込み水を守るために、100haの自社山の管理にも取り組まれています。実は「めでたし」のカウンターやテーブルは、仁井田本家さんの山から伐採された松です。100年以上先の、地域全体のために様々な取り組みをされている仁井田本家さんが現在取り組まれているのは、なんと自社の杉で木桶をつくり、その木桶で日本酒を醸造すること。今後もますます目が離せません。


日本酒:浅舞酒造 (秋田県横手市)<銘柄は「美稲」「天の戸」「夏田冬蔵」など>

浅舞酒造

蔵があるのは秋田県南部、横手盆地の真ん中。奥羽山脈に端を発する皆瀬・成瀬の川の水が注ぎ込み、あちこちに湧水群が生まれます。蔵の仕込み水「琵琶沼寒泉」もそのような湧水のひとつです。「酒は田んぼから生れる」をモットーに、2011年より蔵から五キロ内の田んぼで丹精込めて栽培された米で、純米酒だけを仕込んでいます。光と風と水の恵みを酒米という丹精の結晶にしてくれる「JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会」の農家さんたちの米だけで千石を醸しています。
夏は田んぼで汗をかき、冬は蔵で酒造りに勤しむスタイルを「夏田冬蔵」という言葉で表現し、自らで体現してきたのは故・森谷康市杜氏。米を「稲の種」と捉え、大事に大切に酒を醸す姿勢は多くの人々に影響を与えました。2001年より吟醸麹の研修に来蔵するようになった鹿児島の焼酎蔵・大海酒造の大牟禮杜氏と交流する中、黒麹と白麹のノウハウを学び、それらの個性を生かした日本酒をつくるなど飽くなき探究心を秘めた蔵です。


醤油と味噌:醤蔵すずき (福島県天栄村)

醤油と味噌:醤蔵すずき (福島県天栄村)

創業から130年あまり、手造りで醤油と味噌を醸造してきた、家族経営の醤蔵。大豆、小麦、塩のシンプルな原材料のみで、麹づくりから熟成まで、手間隙そして時間を存分にかけて作っています。8つの木桶にはそれぞれ個性があると言います。鈴木さんは、生産工程での工夫を重ね、それぞれの桶の特徴が醤油の熟成にどのように反映されるのかを熟慮し、素材の最高の味を引き出すことに醍醐味を感じています。木桶の長期熟成がもたらす味わいは複雑で、香りは驚くほど華やか。ご縁をいただき、生産量が少なく、貴重なものをお分けいただくことが叶いました。


醤油:梶田商店 巽醤油 (愛媛県大洲市)

梶田商店 巽醤油

愛媛県大洲市中村の地で、原料の仕入れから製造まで醤油づくりにおける全ての工程を全量自社で行っている梶田商店。100年以上引き継がれてきた杉桶で1年半の長い時間をかけ、酵母添加も酵素添加も行わず100%天然醸造を行っています。国内外の名だたるお店でも採用されるほど人気があるお醤油です。
「めでたし」では、原材料の大豆・小麦は全て契約農家さんによる、 農薬・化学肥料不使用のもののみを使用した天然醸造丸大豆醤油「巽晃(たつみ ひかり)」と、地元大洲産の古代米ダイシモチを使用しグルテンを摂取できない方にも 安心してお使いいただける小麦不使用の天然醸造丸大豆醤油「巽紫(たつみ むらさき)」をご紹介いたします。


野菜:SHO FARM (神奈川県横須賀市)

自然豊かな環境で、約100種類の野菜と果物を生産している無農薬・無化学肥料の農園。農業の永続性を考え、「千年続く農業」を哲学にこだわりの野菜作りをしています。
有機質肥料を使用し、無農薬で、自家採種し、ゼロウェイストで鮮度を大切にした野菜を、神奈川から東京に届けてもらいます。


野菜:momoGファーム (長野県南箕輪村)

野菜:momoGファーム (長野県南箕輪村)

長野県の南箕輪村、中央アルプス山麓にある標高850m~900mの冷涼な高地にある農園。代表の中山智文さんはもともとアウトドア好きで、好きな自然を壊さずに自然と関わる仕事をしようと始められました。「地球に優しく!人に美味しく!」をモットーに、なるべく自然環境や生態系に負荷をかけないよう農薬も肥料も使いません。中央アルプスから湧き出る沢の一番水を引いた地域の田んぼや畑で、外部からは何も入れず、そこに自然に存在する生態系、太陽、雨の力を借りて全ての作物を栽培しています。そうして育ったお米や野菜は、肥料で味付けしていない、この土地の純粋な味わいがします。


ジビエ(ダチョウ、鹿等):Noblesse Oblige(茨城県筑西市)

『社会にとっても「美味しい」食材を』をスローガンに掲げ、食糧事情を解決できる可能性をもったオルタナフードの販売・普及を行う希少肉食材の産直販売・卸。なかでも健康的な生育環境で育ち適正に処理されたダチョウ肉は、低脂肪で栄養豊富、上品な赤身肉で、ぜひ一度味わっていただきたいものです。


SAKE GLASS:木本硝子 (東京都台東区)

幅広い個性をもつ日本酒に合わせるべく、形状や大きさの異なる100以上の日本酒ペアリンググラスをオリジナルで開発。高品質な原材料を使い、江戸の職人だけでつくられた「Made in Tokyo」を体現しています。


食器:SOFIA SOLAMENTE (陶磁器アーティスト)

メキシコのグアダラハラで、芸術的な家族の中に生まれ、子供の頃から芸術に親しんだソフィア。メキシコはもちろん、SFやNYCで陶磁器の指導者としても活躍している彼女、現在は東京に居を構えて活動しています。日本酒も大好きな彼女に、「めでたし」の料理に合わせて物語性のある器を作ってもらいました。

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