5月14日より「孟夏のコース」が始まりました。
孟夏(もうか)とは初夏のことを言う古くからの言葉で、旧暦の4月、現在の暦では5月から6月にあたります。
平安時代には「孟夏旬(もうかのしゅん)」という宮廷行事がありました。
古くより朝廷では毎月4回ほど、天皇が臣下から政務をきく儀式があり、これを旬(しゆん)と言っていたそうです。平安中期以降は、これが夏と冬の2回になり「二孟旬(にもうのしゆん)」と呼ばれるようになり、群臣を召して宴が行われました。
そんな雅な時代の宴を想像しながら、夏の始まりのメニューをご用意しました。
孟夏のコース 5月〜
1. むかえづゆ
帆立、きゅうり、チェリー、ヨーグルト
ミントオイル、ブラッドオレンジソルト
2. 新緑に香魚
鮎、ズッキーニ
3. 薫風
ヤングコーン、イサキ、yuzumo
4. 飲む干物
鯵、カンパーニュ
5. 袋角
ニホンジカ
パプリカ、ハイビスカス、西瓜
6. ナチュラルチーズ
(ゲストの方のアレルギー・苦手食材や調達の関係上、変更となる場合があります。)
今、輝きを放つ食材たちの饗宴をお楽しみにいらしてください。
日本酒もノンアルコールドリンクも、夏の始まりに相応しいものをご用意いたします。
お料理には、それぞれ一杯の日本酒あるいはノンアルコールドリンクを合わせてお出しします。